ゴブリンの王国

2016年12月22日 読書
ゴブリンの王国
「ゴブリンの王国 王の生誕 I」
耐えがたい飢餓感を感じた男が目覚めると、自分の姿が醜い緑色のゴブリンになっていることに気付いた。 男は戸惑いながらも突然放り出された弱肉強食の世界で、群れを率いる上位のゴブリンを死に物狂いで殺害する。そして男に起こったのは、身体の変化だった。ゴブリンは戦いの中で成長し、進化していく。 男はゴブリンたちを率い、集落を守ることになった。迫り来るオークや灰色狼、そして人間。これは、一匹のゴブリンが王国を築き、戦禍を生き抜いていく壮大な戦記の序章である。

これは面白い。ラノベ系だが、本格ファンタジー。かなり読んでてはまる。
ゴブリンスレイヤーと対をなす作品。オーバーロードとか本好きの下剋上みたいなシリアス系ファンタジーが好きならお勧め。
御茶らけたところもなく、ゴブリン立志伝といった感じ。
雑魚のやられ役のゴブリンから主人公がスタートして、俺ツエーではなくで、全ての戦いに苦労しつつ、格上の敵を知力を尽くして倒して進化しつつ国を打ち立て覇道を目指すといったこれまでにない作品。

早く2巻読みたいところ。
「狼の口 ヴォルフスムント」 8巻で遂に完結したか。
https://www.amazon.co.jp/%E7%8B%BC%E3%81%AE%E5%8F%A3-%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%B9%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%83%88-8%E5%B7%BB-%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%EF%BC%88%E3%83%8F%E3%83%AB%E3%82%BF%EF%BC%89-ebook/dp/B01MQG6O6O/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1479206319&sr=1-1&keywords=%E7%8B%BC%E3%81%AE%E5%8F%A3+8
これは自分的にかなりの名作。
戦争シーンがリアルすぎて読めない人もいるかもしれないが、最後まで緊張感をもって読めた名作。
「乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ 」もかなりえぐい。これもリアル戦争好きなら読もう。
三国志や軍靴のバルツァー がぬるく感じられますw

あと白単改君お勧めのゴブリンスレーヤーのコミック1巻を読んだが、なかなか行けている。まさに15Rのダークファンタジーですな。
小説版も今度読んでみるかな。

おんたい氏へ
26日土曜日の麻雀は多分人が集まるのが困難なので仕事いれてOKです。

引き続き
全自動卓麻雀募集
11月27日(日)家で9時半より

まだまだ続く小説が面白い。
まだまだ続く小説が面白い。
まだまだ続く小説が面白い。
久々の小説の新刊ラッシュ
自分が学生の時から読み続けている大好きな作品が数年置きに出てまだまだ続いている。喜ばしい限りで、即購入&一気読み。

「美神の狂宴」クラッシャージョウシリーズ
高千穂 遙 (著)  

「神拳 李酔竜」シリーズのキャラが17年経った設定で登場している。
これはダーティペアにも連動しているのだが、こういう登場はうれしい。
表紙の2人はあの鈴鈴(リンリン)と蘭蘭(ランラン)。
といっても「恋のインディアン人形」ではありませんw
古いなこのネタ 知っている人いるのか?w 
https://www.youtube.com/watch?v=jnNNFLD5-pI

「エイリアン兇像譚」 (朝日ノベルズ)
菊地秀行 (著)

まだまだ続く八頭大の冒険。
最近あっさりしすぎているのがやや不満だが、一応全部このシリーズは読破&所持している。

「吸血鬼ハンター外伝 ダンピール狩り」 (朝日エアロ文庫)
朝川ユウキ (著), 菊地秀行 (監修)
菊地秀行の『吸血鬼ハンター』シリーズの世界に、新たなヒロイン登場
同じ時代背景に性格もDと正反対なダンピールハンターを主人公にした番外編。
「吸血鬼ハンター/アナザー 貴族グレイランサー」といい、この世界まだまだ拡がりますな。

あとは、夢枕 獏の「キマイラ」「新・餓狼伝」の一刻も早い新刊を待ち望むところだね。
最近のゲームとホラー小説
最近のゲームとホラー小説
最近のゲームとホラー小説
最近買ったボードゲーム
「アンドールの伝説 拡張 北方への旅立ち 完全日本語版」
http://www.arclight.co.jp/ag/agbg/agbg.php?code=LG-0103
拡張セットだがコンポーネントがびっしり。

「エスケープゾンビシティ (Escape Zombie City)」
http://mobiusoyaji.cocolog-nifty.com/blog/2015/01/post-6d38.html
同封の15分のCDのBGMが流れている間にゾンビが溢れる町から逃げ出す珍しいリアルタイムボードゲー。なにげによくできている。

お勧め本格ホラー小説

「どこの家にも怖いものはいる」三津田 信三 (著)
作家の元に偶然集まった五つの《幽霊屋敷》話。時代、内容、すべて違う五つに共通点を見つけた時、ソレは貴方の部屋にも現れる……?
ここに出てくる割れ女なる顔の割れた女怪だが、作者は、裂傷女(きずおんな)をモデルにしたのだろうか?
この女人?すさまじく怖いので、ぜひこれで1本話を作ってくださいw
一応画像にモデルを載せておいたw

「拝み屋郷内 花嫁の家」 (文庫ダ・ヴィンチ)
拝み屋を営む著者が、これまで一度も最後まで語ることも記録に残すことも許されなかった、忌まわしき怪異譚をここに開陳。“花嫁が必ず死ぬ"といわれる旧家では、これまで代々の花嫁が数年の内に亡くなっていた。花嫁が死に至るまでの年月に子を成し、からくも次の代へと血を繋げている。この家に嫁いだ女性から相談を受けた著者は、いくども不可解な現象に悩まされる――。戦慄の体験談「花嫁の家」と、「母様の家」の連作2篇を収録した怪談実話集。
これもかなりというかやばいというかそういう話。
ホラーを読み慣れた俺でさえ読んでいるうちに背中が涼しくなってきた作品w
お勧め孤島ものホラーミステリーコミック
お勧め孤島ものホラーミステリーコミック
お勧め孤島ものホラーミステリーコミック
最近のコミックでいわゆる孤島物が結構面白い。
孤島物とは、外界と隔離された島、古の因習、猟奇殺人といったキーワードに集約されるシリアスな物語である。
そういやDVDで出て好評だったTV映画「LOST」もアメリカの孤島ものなのかな。
これを日本の漫画で楽しみたいなら以下の本がお勧め。

「鬼畜島」1巻~
M大学・廃墟研究サークルの高久と上原たち6名は、無人島といわれる“菊池島"を訪れ、そこで豚の頭皮を被った“怪物"に遭遇する。地図に存在しない島、隠れキリシタンの末裔、十字架に磔にされた無数のミイラたち……。
絶海の孤島に猟奇殺人鬼と共に閉じ込められた極限状況下で“血"と“絶望"のサバイバルが始まった!

「蜜の島」1,2巻~
東京にいる妻子を、妻の故郷の島まで送り届けてほしい。復員兵南雲は戦友の遺児ミツを連れ、南へ向かう。目指す石津島は、地図にも載っていない幻の島だった。昭和22年という特異な時代が生んだ奇跡! 人類最古の謎に挑む、壮大なるサバイバル・ホラー!!

「惨殺半島赤目村」全2巻
古代の伝承が残る陸の孤島「赤目村」。
都会の喧騒を嫌って赴任してきた青年医師「三沢勇人」は、赴任早々村民同士の対立に巻き込まれる。
そんな中起こる事故、明らかになる村に隠された「秘密」、そして三沢自身にも秘められた「秘密」が…。

「九泉之島」全2巻
中学生・立花勇磨が十年ぶりに訪れたのは、母の故郷・三頭島。母と祖母の相次ぐ急死によって、勇磨は三頭島での権力を継承する。この島の深奥には、島民ですら知らない禁忌が存在していた……。

ホラーではないが、バカでお下品な傑作孤島物として、「絶望の犯島―100人のブリーフ男vs1人の改造ギャル」1,2巻~というのもある。これは結構笑えるのだがw
http://www.amazon.co.jp/%E7%B5%B6%E6%9C%9B%E3%81%AE%E7%8A%AF%E5%B3%B6%E2%80%95100%E4%BA%BA%E3%81%AE%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%95%E7%94%B7vs1%E4%BA%BA%E3%81%AE%E6%94%B9%E9%80%A0%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%AB-2-%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E6%AB%BB%E4%BA%95-%E7%A8%94%E6%96%87/dp/457584358X/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1401109210&sr=1-2&keywords=%E7%B5%B6%E6%9C%9B%E3%81%AE%E7%8A%AF%E5%B3%B6

古代、中世から近代にかけての戦争漫画が面白い!
古代、中世から近代にかけての戦争漫画が面白い!
古代、中世から近代にかけての戦争漫画が面白い!
以前、「ヴィンランド・サガ」や「狼の口 ヴォルフスムント」とかにはまってるとここで書いた記憶があるが、以前から結構戦争漫画にはまっている。
その中でも特に面白いと感じたものは以下の4作品。

これら中で1つでも好きなコミックがあれば多分全部面白いと思う。

「アド・アストラ ─スキピオとハンニバル─ 」
紀元前3世紀、台頭著しい共和政ローマを恐怖の底に突き落とした男がいた。ハンニバル・バルカ── ローマ史上最大の敵となった怪物と、彼からローマを守った英雄プブリウス・コルネリウス・スキピオ。同時代を生きた二人の戦いが、今幕を開ける!!

「ナポレオン」獅子の時代、覇道進撃
19世紀フランスの言わずと知れた戦争屋ナポレオンを描いた歴史物

「軍靴のバルツァー」
十九世紀帝国主義時代。軍事大国から派遣され、同盟小国バーゼルラントの士官学校へ教官として赴任したバルツァー少佐。彼への指令は同盟国の軍政改革を押し進めるというものだったが、バーゼルラントの前時代的な戦略戦術論と旧式の兵器の前に悪戦苦闘を続ける毎日。挙げ句の果てに同僚教官と衝突することに!!

「ホークウッド」
14世紀、イングランドとフランスの百年にわたる戦争が始まろうとしていた頃。金で雇われ、戦いを生業とする者達--傭兵が各地の戦場で活躍していた。“白鴉隊”という小さな傭兵隊を率いる若き傭兵隊長ジョン・ホークウッドは、一人の王子との出会いを機に、百年戦争という大きな戦いに巻き込まれてゆく……。


全自動卓麻雀参加者募集!
2月11日(火・祝)9時半より家で

私、おんたい氏は大丈夫かと思うが、カイジさんは子供が生まれていなければ参加OKとのことw
2月9日の日曜日の夜までに参加者を募集します。
早目に参加表明よろしくです。
4人揃わなければ中止ということで。

進撃の巨人 Before the fall
進撃の巨人 Before the fall
進撃の巨人 Before the fall
録画していたアニメ「進撃の巨人」を最新話まで子供達と視聴。
毎週かなり楽しみにしている。
他のアニメのことは話題にしないが、これとジョジョの話はよくする。
進撃の巨人だが、小4の長男いわく、
30人クラスで聞き込みしたら、知らない子多数、これを録画してもらって見ている子1人、お母さんがこのアニメを好きでお母さんが録画したのを一緒に見ている子1人、コミックを買ってもらって読んでる子1人、お父さんが持っているコミックを読んでいる子1人だそうな。

先日昼休みに宮脇書店で、本編以前の世界の物語の小説版「進撃の巨人 Before the fall」の1~ 3巻までがあって、面白そうだったので一気に全部購入した。
1巻を今日電車で半分ほど読んだが、何気にいい感じ。まだ巨人を倒した者もなく、戦術も確定せず、初期の立体起動のない調査歩兵団の話で、まずは当時の武器屋の少年が主人公である。

話にも引きこまれ、1枚岩でない壁の内側でも対立して殺し合う人間達と外の巨人という美しき残酷な世界が実によく表現されている。
4巻5巻も夏以降に出るみたいなので楽しみである。
http://www.amazon.co.jp/%E9%80%B2%E6%92%83%E3%81%AE%E5%B7%A8%E4%BA%BA-Before-fall-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E3%83%A9%E3%83%8E%E3%83%99%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%B6%BC%E9%A2%A8/dp/406375202X/ref=wl_it_dp_o_nS_nC?ie=UTF8&colid=2A44ZB28KNK18&coliid=IH06OZAM7I3MH
最近のライトノベル
最近のライトノベル
最近のライトノベル
今まで自分はラノベを半分侮っていたが、最近になって考えが変わってきた。
結構読み応えのあるものが出てきている。ラノベの名の通り内容は薄っぺらなのが大半だが、文章に引きこまれるような作品もある。

クトゥルフ物のラノベと言えば、デモンベイン、ニャル子さんとかがあるが、シリアス物で最近の1押しがこれである。

「かんづかさ」 桜の杜文庫 くしまちみなと 著 1~3巻
内容はわかりやすくストレートでご都合主義とも言えなくはないが、文章がうまく物語の展開に思わず引きこまれる。
間延びせず一気に熱く読ませる作品。
もう1捻りやどんでん返しとかミステリーの要素とか取り入れられたら、もっと素晴らしい作品になると思うだが。
小林泰三や三津田信三氏のレベルまでとは言わないが、そういったトリッキーな作風もできたら飽きられない大作家と言えるかもしれない。

興味がわいた人は読んでみてもいいかと。
クトゥルー神話物

「弧の増殖 夜刀浦鬼譚」
太古の因習の痕跡をとどめる巨石と最先端のメガ・サーバー施設を備えた電波塔。古の遺物と現代の叡智という対照的な2つの建造物が丘の上で奇妙に共存する“千葉県夜刀浦市”には、さまざまな都市伝説が存在した―。電磁波が引き起こす神経症、頭のない幽霊の出現、死んでいない猟奇殺人鬼etc。寺の鐘を思わせる音をたて、メガ・サーバーが運転を始めたとき、異次元の扉は開かれ、町に阿鼻叫喚の一夜が訪れた。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4047268321/ref=oss_product
日本のクトゥルー神話の第一人者 朝松 健氏の作品だけあって、買って損のない一押し必読作品。

「クトゥルー神話全書 (キイ・ライブラリー)」
H・P・ラヴクラフトの生涯を追いつつ、その代名詞ともなったクトゥルー神話大系を詳細に紹介。詳細な神話大系リスト、発音比較表を付す。高名な研究書であり、ラヴクラフトとそれを取り巻く人々の伝記とも言うべきもの。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AF%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%83%BC%E7%A5%9E%E8%A9%B1%E5%85%A8%E6%9B%B8-%E3%82%AD%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC-%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC/dp/4488015298/ref=pd_sim_b_1

「クトゥルフ・ワールドツアー クトゥルフ・ホラーショウ」
『クトゥルフ神話TRPG』でホラー映画を再現するためのガイダンス、お勧めホラー映画紹介、追加ルール、シナリオと盛りだくさんな内容
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88-%E3%82%AF%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%BB%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%84%E3%82%A2%E3%83%BC-%E3%82%AF%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A6/dp/490217507X/ref=pd_sim_b_25

「Wacky Wobbler - Cthulhu 」
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%B3-Wacky-Wobbler-Cthulhu/dp/B0043RSNQY/ref=pd_sim_b_15
本ではないが、首振りクトゥルフ こんなもの買ってしまったw

「脱出迷路」
「脱出迷路―呪い二日目」
「脱出迷路―呪い最終日」
赤いトンネルを抜け、“首夢”の世界に迷いこんだ女子高生・凪浜そよか。「おまえは呪われた。おまえが死ぬまで残り寿命…」連続して与えられる不可解なミッション。失敗すれば死が訪れる、容赦ない残酷なゲーム。クリアできなかった者が次々と死んでいくのを目の当たりにしながらも、そこで出会った仲間とともに、敢然と立ち向かうそよか。果たして、逃げ切れるのか?そして、いったい誰が、なんのためにこんな呪いを―。
http://www.amazon.co.jp/%E8%84%B1%E5%87%BA%E8%BF%B7%E8%B7%AF%E2%80%95%E5%91%AA%E3%81%84%E6%9C%80%E7%B5%82%E6%97%A5-%E4%B8%8A%E7%94%B2-%E5%AE%A3%E4%B9%8B/dp/4344019407/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1296653615&sr=1-1

「XXエクスクロス」の題で映画化された「そのケータイはXX(エクスクロス)で」の作者 上甲 宣之氏のノンストップリアルタイムアクション都市伝説クトゥルフ神話物である。
近年まれにみる傑作。全3巻 読み出したらやめられない登場人物の動きが止まらない珍しいタイプの神話物。
この人の作品は全て読んでいるがどれも面白くて一気に読める内容である。
ほとんど都市伝説を題材にしたミステリーともホラーともいうべき作品を書いているが、全部大当たり。
リアルタイム型の「24」のような作品がこの人の真骨頂。他にも「地獄のババぬき」「XXゼロ 呪催眠カーズ」「Xサバイヴ1、2 都市伝説ゲーム」「コスプレ幽霊 紅蓮女(ぐれんオンナ) 」「ジュリエット×プレス」とどれを読んでもはずれなし。

おまけ
「吸血鬼ハンター/アナザー 貴族グレイランサー」
http://www.amazon.co.jp/%E5%90%B8%E8%A1%80%E9%AC%BC%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%EF%BC%8F%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%82%B6%E3%83%BC-%E8%B2%B4%E6%97%8F%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC-%E6%9C%9D%E6%97%A5%E3%83%8E%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%BA-%E8%8F%8A%E5%9C%B0%E7%A7%80%E8%A1%8C/dp/4022739606/ref=pd_sim_b_16
クトゥルフとは関係ないが吸血鬼ハンターDの番外編で貴族を主人公にした話がでた。
「吸血鬼ハンター22 D-悪夢村」に出てきた槍の使い手大貴族グレイランサーを主人公にしている。人間を歯牙にもかけずに、地球外生命体との戦いや貴族の陰謀に巻き込まれる様を吸血鬼の視点で描いておりなかなかよくできていた。特にこのシリーズが好きならお勧めである。
今日は帰りに人身事故で電車が止まってJRの車内に2時間閉じ込められてひどい目にあった。
現在遺体の回収に手間取っていますの放送もあり、当初復旧まで1時間といったのに2時間だったりとJRの不手際が目立つ。チリの鉱山の救出劇みたいに当初はクリスマスまでといって遅めに伝えておき、待っている人々の期待を裏切らない作戦をとるべきであろう。向こうにも事情があったと思うが、結果的に見通しが甘い、根拠のない希望的観測頼み、JRは嘘つきだということになってしまう。
仕方なく車内でたっぷりと読書をさせてもらった。

ということで表題 ハーバード大学の教授のこの本 NHKでも講義の模様が放送され好評であった。5月に出版されて10月で104版である。
「これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学」
マイケル・サンデル (著)
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E3%80%8C%E6%AD%A3%E7%BE%A9%E3%80%8D%E3%81%AE%E8%A9%B1%E3%82%92%E3%81%97%E3%82%88%E3%81%86%E2%80%95%E2%80%95%E3%81%84%E3%81%BE%E3%82%92%E7%94%9F%E3%81%8D%E5%BB%B6%E3%81%B3%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E5%93%B2%E5%AD%A6-%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%AB/dp/4152091312/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1289823900&sr=1-1

人が選択をするときに基準となる確固たる哲学への道筋をわかりやすく説明してくれる。筋道を立てた議論をする上では必読の書であろう。

1人を殺せば5人が助かる状況があったとしたら、あなたはその1人を殺すべきか? 金持ちに高い税金を課し、貧しい人びとに再分配するのは公正なことだろうか? 前の世代が犯した過ちについて、私たちに償いの義務はあるのだろうか――。

つまるところこれらは、「正義」をめぐる哲学の問題なのだ。社会に生きるうえで私たちが直面する、正解のない、にもかかわらず決断をせまられる問題である。

哲学は、机上の空論では断じてない。金融危機、経済格差、テロ、戦後補償といった、現代世界を覆う無数の困難の奥には、つねにこうした哲学・倫理の問題が潜んでいる。この問題に向き合うことなしには、よい社会をつくり、そこで生きることはできない。

初心者ならこちらが読みやすいかもしれない。
「ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(上)、(下)」
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%89%E7%99%BD%E7%86%B1%E6%95%99%E5%AE%A4%E8%AC%9B%E7%BE%A9%E9%8C%B2%EF%BC%8B%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E7%89%B9%E5%88%A5%E6%8E%88%E6%A5%AD%EF%BC%88%E4%B8%8A%EF%BC%89-%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%AB-%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%AB/dp/4152091681/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1289823900&sr=1-2
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%89%E7%99%BD%E7%86%B1%E6%95%99%E5%AE%A4%E8%AC%9B%E7%BE%A9%E9%8C%B2%EF%BC%8B%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E7%89%B9%E5%88%A5%E6%8E%88%E6%A5%AD%EF%BC%88%E4%B8%8B%EF%BC%89-%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%AB-%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%AB/dp/415209169X/ref=pd_sim_b_4

海で漂流し飢えに苦しむ船乗りたちは、瀕死の少年を殺し、彼の肉で命をつないだ……。彼らの行為は道徳的に許されるのか? 莫大な寄付金と引き換えに資産家の子弟を大学に入学させるのは、正しいと言えるのか? これらの鋭い問いから浮かび上がる現代における「正義」とは? 

指名手配中の弟の居場所を捜査当局に教えなかった兄の行為は誉められるべきか? 日本の東アジア諸国への戦争責任やアメリカの原爆投下責任など、過去の世代が犯した過ちを現世代は謝罪すべきか? 論議を呼ぶテーマの向こうに見えかくれする「正義」の姿とは?

DVDもでるらしい
「NHK DVD ハーバード白熱教室 DVD BOX」
http://www.amazon.co.jp/%EF%BC%AE%EF%BC%A8%EF%BC%AB-%EF%BC%A4%EF%BC%B6%EF%BC%A4-%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%89%E7%99%BD%E7%86%B1%E6%95%99%E5%AE%A4-%EF%BC%A2%EF%BC%AF%EF%BC%B8-DVD/dp/B0043XNLQK/ref=wl_it_dp_o?ie=UTF8&coliid=I29MD6TPEEXNC3&colid=2A44ZB28KNK18

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