キャリー

2013年11月11日 映画
映画「キャリー」
狂信的クリスチャンの母親から厳しい教育を受け、学校では周囲から疎外されている女子高生キャリー(クロエ・グレース・モレッツ)。彼女は、激しい興奮状態に陥るとある能力を使うことができるテレキネシスだった。それを誰にも打ち明けることなく、キャリーはつらく寂しい日々を送っていた。そんな中、ひょんなことから彼女は女生徒たちの憧れの的であるトミーとプロムパーティーに参加することに。喜びに浸るキャリーだが、その裏では彼女への残酷ないたずらが計画されていた。

半分期待とどうなんだろかと迷いつつやっぱり見てきた。
スティーヴン・キング原作で1976年映画化されたもののリメイクで登場人物が携帯電話やインターネットを普通に使っているところから舞台は現在に置き換えられている。
76年版は劇場で見た記憶があり、ラストシーンの例の墓から手が出てきて驚かされる夢落ちには当時としては新鮮でかなり驚かされた。劇場で悲鳴を上げている人もかなりいたね。
これがあまりに受けたのか、これを見習ってこの後ラストに1発芸で脅かして終わるホラー映画が流行りだし、お化け屋敷にまでこの手法が使われ出した。

さて内容は、教信者の母親に育てられ抑圧されたいじめられっ子のサイキックの主人公が最後に怒りと能力を暴発させて敵対者を血祭りに上げる単純な話なのだが、これをいかに飽きずに見せるかにかかっている。
その点で言えば、あまりこのリメイク作品に期待していなかったが、いい意味で裏切られた。けっこうラストまで見せるし、サイコネシス爆発のシーンが実にうまい。
見に行って良かったの秀作。ラストシーンは少し変えられてたのがやや残念ではあるが、超能力のシーンはナイトヘッドのバトルをも思わせる演出で合格点。

ホラーに興味のある人や昔のバージョンが好きな人はぜひ行くべし。

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