インモータルズ -神々の戦い-

「インモータルズ -神々の戦い-」３D吹替え版を見てきた。

神話の時代のギリシア、全能神ゼウス（ルーク・エヴァンス）は人類の平和と繁栄を願い地上の営みを見守ってきた。そんな彼の前に、ギリシアを滅ぼし世界支配をたくらむ邪悪な王ハイペリオン（ミッキー・ローク）が現れる。彼のたくらみを阻止するためゼウスに選ばれた人間の勇者テセウス（ヘンリー・カヴィル）が立ち上がり、やがて世界を揺るがす戦いへと発展していく。

首が飛んだり肉体が粉砕されるシーンがリアルなために15Rだが、ストーリーはいまいち。高い買い物をして期待はずれだった感じ。

戦いのシーンはなかなかいいのだが、尻切れトンボでDVDでの視聴で十分だと思う。

来年公開予定で期待できそうなSF新作映画といえば、
TIME／タイム(2012年2月17日公開予定)

21世紀末、世界の通貨は「時間」となる。人口増加を抑制するため人類は遺伝子操作により26歳以後は時間を買わなければ生き続けられない社会が舞台。金持ちは悠然と生き、貧しき者は奴隷の如く働き続けなければ若くして絶命する。時間格差社会で起こる出来事をサスペンスフルに描く近未来SFスリラー。

人は25歳で成長がとまり、1%の金持ちは長生きし、残り99%は残り寿命1年で、時間「稼」がないとタイムアウトでバッタリ死んでしまう。借金という概念はないのだ。

1日生き延びるのがやっとの極貧Will Salas（『The Social Network』のジャスティン・ティンバーレイク）は、ある日ひょんなことから生きるのに飽きた大富豪（マット・ボマー）に出会う。富豪はWillが寝てる間に純資産を交換し、「俺の時間を無駄に遣うなよ」と窓に書き残して投身自殺する。が、Willにはこの件で殺人の嫌疑がかかってしまう。

成金となったWillは1%が住むタイムゾーンに乗り込み、この馬鹿げたルールをつくった全体主義社会の転覆を図るため、世界的大富豪（ヴィンセント・カーセイザー）の娘（アマンダ・セイフライド）を人質に逃走するのだが、殺害容疑でブックタイムキーパー（警察組織、キリアン・マーフィー)に追われ…。

予告編をみたがなかなかいい感じではあった。